転職時に健康診断書を求められる理由と診断結果の内定への影響は?

転職活動お疲れ様です!

転職活動も最終段階になったころに求められることが多い「健康診断書」、特に、 最終面接前や内定をもらった後だと 「健康診断で合否判定されるの?」と不安に思う方もいるはずです。

今日は、転職活動時に求められる「健康診断書」についての疑問を解決していきたいと思います。

このページでは、「なぜ健康診断書が必要なの?」、「どうやって健康診断書を準備すればいいの?」、「費用は自分持ち?企業持ち?」、「健康診断書の内容で内定を取り消されることってある?」「健康診断の結果が良くないけどどうしたらいい?」といった転職時の健康診断で起こりえる疑問についての答えを明らかにしていきます。

転職時に健康診断書を求められる理由

日本で働くサラリーマンは、1年に1回はかならず定期健康診断がおこなわれていて、医療機関や、会社に出張してきた医師により健康診断を受けていることにはお気づきでしょうか?

この健康診断、会社が福利厚生の一環として、自発的に行ってくれているわけではなく、

会社は、雇用している労働者の健康を保つために医師による健康診断の実施を労働安全衛生法により義務付けられているからです。

ではなぜ転職時にも、転職予定の会社が健康診断書の提出を求めるのでしょうか?

それは!!「法律で決まっている」からなのです。

転職者にとっては面倒と感じるこの「雇入時健康診断」、会社が義務で実施しなければならないということは、受ける側の私たちも健康診断の受診は義務となります。

健康診断を拒否したりすると、会社はあなたを雇うことができませんので必ず受診するようにしましょう。

入社前の健康診断は「雇入時健康診断」と呼ばれ、年に1度行う会社の健康診断とは区別されています。

会社に健康診断書の提出を求められたら

健康診断書の提出を会社から求められたとき、いつ、どこで、どうやって、受診すればいいのか?どれくらいの費用と時間が必要か、診断費用を節約する方法はあるか?を見ていきます。

【いつ】健康診断を受ければいい?

「健康診断書」は、会社側から求められたときに準備すればいいので事前に準備しておく必要はありません。なぜなら入社後健康診断をする会社もあるからです。

「雇入時健康診断」の主旨は労働者の健康管理を会社に行なわせることにあるので、特に明確な実施期限等は定められていないのです。

以上のことより、健康診断を受ける時期は、

「会社に健康診断書の提出を求められたとき」受診すえばいいということになります。

【どこで】健康診断を受ければいい?

健康診断は、引越し前なら、元の会社に在籍しているときの健康診断や人間ドックを受けていた医療機関の方が、勝手がわかっていているのでお勧めです。

健康診断は、最寄りの医療機関または保健所で、受診してください。

【どうやって】健康診断を受ければいい?

実際に健康診断を受診する時の流れは次のようになります。

STEP.1 まずは病院に予約をする
STEP.2 必用であれば契約団体への連絡をする
STEP.3 自宅に案内と検査容器が届く
STEP.4 当日予約時間に病院に行く
 1.受付をする
 2.健診着に着替える
 3.検査を受ける
 4.検査終了し着替える
 5.費用を支払い帰宅or食事
STEP.5 検査結果が2週間ほどで送付される。

医療機関に予約をすることを忘れないようにしましょう。理由は医療機関によって、健康診断ができる日がまちまちであるからです。

そして、健康診断の前日は胸部レントゲンなどに影響が出るので、決められた時間絶食しなければなりません。通常は6時間前からとか、前日の午後9時以降は飲食禁止など、規定は医療機関によって様々です。

健康診断当日の忘れ物に注意

当日はSTEP.3で送られて来た問診表、あれば検査容器(使用したもの)、保険証を忘れないように注意しましょう。

健診にかかる時間

健診にかかる時間は医療機関や、当日の混雑具合でさまざまですが、
待ち時間を入れて、1時間~3時間が目安です。

診断結果が送られてくる目安

健康診断の結果が送られてくる目安は、医療機関によりますが、通常1週間~2週間程度と言われています。

会社側から健康診断書の提出を要求されたときは当然ですが、受診期間と健康診断書の提出期間をもらえますが、提出はできるだけ早いほうが良いでしょう。

健康診断書に必要な検査項目

健康診断で何を調べるかですが、特殊な専門職以外は必要な検査項目は一般的なものです。わざわざ、自分であれこれ言わなくてもほとんど問題は発生しません。

なぜなら、「労働安全衛生規則(第43条)」では、健康診断の必要項目を定めていて、その内容にのっとっていれば十分だからです。

健康診断をしてくれる病院も この「労働安全衛生規則(第43条)」 にのっとって診断内容を決めています。

転職希望先の職種が特殊で有ったりする場合は、検査項目に注意が必要な場合があるので、採用担当者に問い合わせたほうがよいでしょう。

35歳以下の場合、心電図検査は医師の判断で、実施する、しないを決められるので、しない場合もあります。

転職希望先の会社が飲食店の場合は、検便が追加されます。転職先が飲食店なのに、検便の検査が無い場合は要注意です。採用担当者か、医療機関に確認しましょう。

健康診断項目
既往歴および業務歴の調査
自覚症状および他覚症状の有無の検査
身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
胸部X線検査
血圧の測定
貧血検査(赤血球数、血色素量)、白血球数
肝機能検査(GOT、GPT、γ‐GTP)
血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)
血糖検査(血糖およびヘモグロビンA1c)
尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
心電図検査(35歳以下は医師の判断により検査しない場合があります)
※飲食店などの場合は(検便)が追加されます。

健康診断の費用は、会社持ち?自腹?

健康診断の費用は、基本的には自腹です。定期健康診断もほとんどの会社が100%自腹か、多少会社の補助があるという場合がほとんどでしょう。

入社後に会社に費用を支払って貰える場合もあります。

費用が全額自腹だとしても、上手くすれば費用を最小限にすることも可能です。転職前の3カ月以内に受けた健康診断書が有効なので、毎年受ける健康診断を転職時の健康診断の提出に上手く合わせられれば効率的です。

費用が気になる方は年に2回も健康診断を受ける必要が無いように調整してみてください。

健康診断の費用は5,000円~1万5,000円程度が一般的です。

健康診断費用を節約する3つの方法

転職活動中はできるだけお金を節約したいものです。健康診断費用を節約する3つの方法を紹介します。

3ヶ月以内なら 前職の診断結果を 使用できる

健康診断費用で節約するための、一番いいのは現職(前職?)の会社で受ける定期健康診断の診断結果を利用する方法です。

前回の受診から3ヶ月以上経過していない場合は前職の診断結果を提出することができます。

転職活動を前職を継続しながら行っている場合は、健康診断を転職するであろう時期を逆算して上手く調整するのもいいでしょう。

また、転職時には必ず、1年以内に前職の会社が実施する健康診断を受けているので、それが利用できないか、転職先の採用担当者に聞いてみるのも一つの手です。

なぜなら、企業によっては「半年前のものでも可」とする場合や、入社後すぐに健康診断を受けさせる企業もあるため、転職先の採用担当者に相談しましょう。

診断費用安い病院で受診する

健康診断費用は、美容整形や、歯のホワイトニングと同じ自由診療ですので、医療機関によって費用に差があります。単純ですが、受診費用が安い医療機関で健康診断を受診しましょう。

前職の会社の健康診断結果が利用できなく、年2回健康診断結果を受けざる負えない場合などは検討の価値があるでしょう。

セルフメディケーション税制

健康診断の費用はセルフメディケーション税制の対象です。

健康診断費用が12,000円以上になるか、ドラックストアで売っている風邪薬で、OTC薬として売られている薬の費用と合わせて 12,000円 以上になれば確定申告することで税金が戻ってきます。

サラリーマンが節税できる、少ない機会ですので確定申告することをおすすめします。

転職活動者側から見た、健康診断書

健康診断書の提出は、会社側から提出依頼が来るタイミングによってはとてもセンシティブな問題になります。それはなぜか?

内定をもらう前に健康診断書の提出を会社から依頼されたとき、健康診断結果が内定の合否に影響しないか?

といった疑問を持つことになるからです。

内定後の健康診断であれば、この不安はなくなります。内定=正社員と変わらない待遇です。健康診断結果の影響で、万が一会社が内定を取り消そうと動いた場合は正社員を辞めさせるのと同じなので、相応の理由が無ければ大きな問題になります。

そもそも雇入時健康診断は、

会社は、雇用している労働者の健康を保つために医師による健康診断の実施を労働安全衛生法により義務付けられているからです。

なのは先述したとおりで、会社は健康診断結果を採用の合否判定に使用するのは違反です。人権問題となる行為です。

日本の会社には、顧入時健康診断を、内定後に行うことを徹底してもらいたいものです。

まとめ

健康診断書の取得は、医療機関で健康診断を事前予約する必要があります。費用は医療機関によって異なりますが5,000円~15,000円程度であることが多いです。

普通、健康診断費用は自腹ですが、企業によっては支払ってくれる場合も稀にあるので、採用担当者に確認しましょう。

健康診断書の要求があるということは、企業があなたを採用する意思があると考えても差し支えありません。ゴールまであと少しです頑張りましょう!

転職希望前の元の企業で受けた健康診断が転職の3カ月以内であれば、その健康診断書を利用できます。採用担当者に確認しましょう。

健康診断に必要な時間は、待ち時間もいれて1時間~3時間程度です。余裕をもって受診しましょう。

診断書は1~2週間程度で郵送されます。健康診断書の提出期限を企業側より着られている場合は、予約後すぐに受診したほうがいいでしょう。

どうしても間に合わない場合は採用担当者に連絡をしてください。基本的には猶予期間をもらえるはずです。

健康診断でかかった費用はセルフメディケーション税制により12,000円以上であれば確定申告をすれば税金が戻ってきます。サラリーマンには少ない節税のチャンスなので,転職活動で忙しい時期ですが確定申告でお金を取り戻しましょう。

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